EARTH VOICE OFFICIAL
アースボイスのトレーラーができました!
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さて、春分もすぎ、
今年は桜が早かったですね!
花冷えの雨が続きます!
奄美大島は、
皆さま如何お過ごしでしょうか!
【最近のまりなの活動】
母校伊津部(いつぶ)小学校での講演をしてきました。
伊津部小学校では毎日の様にまりなのCD「加那」を校内で流してくださっているようで、まりなはすっかり憧れの先輩。
島唄文化を伝えていくことを万華鏡に喩え、
人から人へと渡った時点で形が変わり、
それを覗きこむ人に寄っても見える景色も異なり、
時代によって島唄の在り方も形も異なっていっても、
各時代で自分たち自身で「本質を大切にしていく」ことが必要だということを語り、
みんなで万華鏡を覗いたそうです。
島唄に興味がある子どもたちの夢を、手に届く現実のこととなるようにまりなは歩み寄りに励んでいます。
なんとアースボイス企画としても学校公演が実現する日が近いかも!!?
【結婚式での祝い唄】
結婚式の祝い唄として島唄を唄う機会がいくつかありました。
小さい頃から祖母のたーたんに連れられて冠婚葬祭で唄わせてもらうことが多かったまりなは、
「島の昔ながらの慣習の中で唄う機会を頂けるのは本当にありがたい、自分の為に島唄を唄うのではなく、
その場に集う人の代弁者として唄うことが島唄の本質。
こういう体験ができるのはたーたんのおかげ。少なくとも「あやまる会」(まりなが教える島唄教室)の子どもたちにもそういう体験をさせていきたい。」
と語る。
幸を願い、人を偲び、結を束ね、全てに感謝する島唄の心は現代にも尚通用する人の祈りに他ならないのかも知れません。
【最近の盛悟の活動】
大学生の太鼓グループが盛悟の楽曲「空」を演奏したいとのことで指導をしたようです。
約25年前に作曲された「空」は鼓童在籍時、鼓童30周年のツアーでも人気の楽曲。
今では日本の至るところで演奏をするアマチュアグループを目にすることが出来ます。
創作の楽曲とはいえ25年も続く楽曲となるともはや「伝統」になってきているようにも思います。
盛悟曰く、
「亡きピナバウシュのコンテンポラリーダンスの作品は半世紀も続いている、ピナと仕事をしていた人たちの語り口からピナの凄みをひしひしと感じる。
プロの太鼓界は楽曲を自由にお互いに使う風潮はまだ浸透していないけれど、プロでなくても「心に残る楽曲」としてみんなが楽しんでくれたら嬉しい。」と話す。
体験と体得を大事にする盛悟はYouTube でよく研究をしている現代の太鼓演奏者たちにもの言いた気だったようですが、笑。こうして若い世代がわざわざコンタクトを取って来てくれたことを嬉しく思っているようで、リアルに何かを伝えたいという思いはあるようです。
【地元横浜でのトークandライブ】
地元横浜市栄区でのトークandライブを行いました。
盛悟自身の生い立ちと、彼自身がどのように日本音楽にアプローチしているかということを語り奏でました。
由緒正しき日本伝統音楽とは異なり日本人の自然体として紡いできた日本の民俗音楽とその本質を、
彼自身がしてきた旅のエピソードと共に演奏しました。
グローバル(国際的)な視点でローカル(地元)な活動をすることの意味に加え、
地球的な視点で人の自然体(planetary human nature/spontaneous art)について想いを馳せるアースボイスプロジェクトであります。