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​【まんこい】

奄美大島全域で唄われる。「まんこい」とは、はやし言葉からとられたもの。「招く」の意味の「まんきゃ」「まんかい」などに繋がる言葉とされる。人生の哀傷教訓のもと、広く唄われる。歌詞は特定のものは決まっていないが、海や船旅を唄った歌詞が出てくる傾向がある。

今回の歌詞は、思ってさえいれば後先はわからなくても、節回る水車のように巡りまた会う、という恋唄。内秘める強い想いを篠笛に、また巡り巡る水車を竪琴のなびく音に例え表現する。

​【歌詞】

思てぃさえうりば 後先どぅなりゅり

節や水車 巡りまた会ゆり

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