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【一切朝花(ちゅっきゃりあさばな)】

『朝花節(あさばなぶし)』の一つ。

島唄は「朝ばなに始まり、朝ばなに終わる」とも言われ、

唄遊びでは挨拶唄・喉慣らしとして最初に歌われることが多い。

一口に『朝花節』といっても様々なバリエーションがあり、

即興に近い形で歌われることが多いため、無数の歌詞や節回しが存在する。囃子ことばも多種多様。

大きく分けて、祝宴の席で唄われる『長朝花節(長あさばな節)』、唄遊びで唄われる短い『朝花節(はやり唄)』、

太鼓が加わってテンポが速い『一切り(ちゅっきゃり)朝花節』の三つに分類できる。

 

【歌詞は以下】


朝花はやり節
唄ぬ始まりや 朝花はやり節

汝とぅや稀々ど
互げに稀々 ゆさり夜や 遊でぃ給れ

遊びんしょろ汝きゃとぅ吾きゃ
宵や此処 ゆらてぃ 遊びんしょろ汝きゃとぅ吾きゃ

果報な事あらし給れ
汝きゃが先々や 果報な事あらし給れ

 

稀やらんな宵やらんな

かしゃる取り合わせや 稀やらんな宵やらんな

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