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七十二侯 霞始靆(かすみはじめてたなびく)。

ふきのとうも顔を出し、梅、水仙、もうコブシの花も咲いています。

 

みなさま如何お過ごしでしょうか!

【最近のまりなの活動】

 

まりなのCD「加那」の一周年!!

ということでSNS投票でリクエスト一位となった「行きゅんにゃ加那」の録音風景を配信中!

https://youtu.be/2hZsOMPtMmE

 

(「加那」購入はこちらから!)

https://www.earth-voice.info/general-7

 

【自衛隊駐屯地での公演】

自衛隊 奄美駐屯地での公演がありました!!

母は議員、父はドラマー、祖母は唄者という環境で育ったまりなは改めて国防や外交の難しさと、国境を越えた文化の流れを意識し、また島の子どもたちの為に綿あめやポップコーンを作ってくださる自衛隊の皆さんの姿を見て、島民としてどのような架け橋になれるのか、唄者として何が出来るのかを考えさせられたようです。

豊かな自然を慕い、平和を願うEarthVoiceの音楽の在り方の意識も高まりました。

 

 

さて、今月は伝統工芸に関わる仕事が多く、

島唄を軸に広がる総合文化活動に充実した日々を過ごしておりました。

 

★結城紬の研修旅行

紬の研修の為、結城紬の故郷、茨城県結城市を訪れました。大島紬、結城紬、それぞれの良さを体感し、同じようで違うところ、違うようで同じところを感じ、古来から繋がる日本の智恵と技術、またその繊細な感性を如何に現代に繋げていくのかということの難しさを感じました。また各地域、それぞれの時代の文化経済とその意識の違いはとても興味深かったようです。

糸を紡ぐ作業や地機での織りを体験し、島唄の歌詞への理解と思いが深まり、懇親会では「糸くり節」や「大島紬の織りぎょらさ」を唄い、即興的に結城紬と大島紬の歌詞を唄い交え、持ち前の機転が光ったようです。

 

しかし、さまざまな思いが募り過ぎて報告書をまとめるのは苦労したようです!笑

結城紬研修レポートhttps://www.marinahirata.com/post/2023-02-06-08-%E7%B5%90%E5%9F%8E%E3%81%B8%E3%80%8C%E6%9C%AC%E5%A0%B4%E7%B5%90%E5%9F%8E%E7%B4%AC%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%A0%94%E4%BF%AE%E3%81%AE%E6%97%85%E3%80%9C1%E4%BA%BA%E6%97%A5%E8%A8%98%E5%BC%8F%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%80%9C

 

さて、その後、帰島してからは

★母校金久中学での着付の座学と体験会。

「とにかく着てみる!」ことの大切さを実感しました。まりな自身が学生時代に体験した紬のイベントのことを思い出しながら島の伝統文化身近な物に感じていく為の試みを創り出し続ける重要性を感じています。

 

以前、金久中学ではまりなも講演会を開いたことがあるのですっかりと生徒たちとも仲良し!※伝説の講演会ラストで全校生徒が六調で踊る動画はこちら!→https://youtu.be/jDXNSg8HngA

★島唄の師匠、祖母の松山美枝子(通称たーたん)と、大島紬の金井工芸さんと紬織家の柳晋哉さん、呉服屋の銀座もとじさんのコラボレーションの個展を見に伺いました。民藝の世界の「素朴さ、力強さ」と「洗練」の共存に、島唄の未来へのヒントを探しています。

 

 

★奄美大島龍郷でのイベントに参加しました。先輩唄者の前山真吾さんと共に着物ファッションショーの音楽として大島紬の代表柄である「龍郷柄」と「秋名バラ柄」のイメージで島唄を唄いました!

 

 

【最近の盛悟の活動】

 

ジャンヌダルクの故郷ルーアン、そしてエブルーを最後の公演地として帰国した盛悟は、明治神宮を散歩しながら自分の曲を顧みるという独特な感性リセットをしていたようです。

異国の地の芸術に常に向き合いながら日本人として日本音楽を演奏し続ける盛悟は時にホームシックに近い愛国心を自ら感じているようです。

 

さて、帰国して間もなく、阿波踊り、「湘南なぎさ連」の創連10周年記念会にゲスト出演致しました。徳島の古き良き踊りの魅力を研究し尽くした美しき連である湘南なぎさ連とのお付き合いは長く、盛悟はいつも深い感銘を受けているようです。

湘南は一遍上人の遊行寺とご縁のある地。一遍の言う「歓喜踊躍:かんぎゆやく」の境地を盛悟はなぎさ連に見ているようです。

 

 

阿波踊りのリズムは奄美大島の六調と同じルーツ(佐渡おけさ、ハイヤ、ハンヤ節系統の流れ)。その足運びとリズムニュアンスから日本の騒き(ぞめき)の二拍子の共通的な特徴を捉えようと常に貪欲な盛悟。

 

スケジュールの合間を縫って、地元横浜、27年前に盛悟が作った太鼓グループ「昇龍(しょうりゅう)」へ。

盛悟の故郷、横浜の新興住宅地はまりなとは対照的に土地に伝わる藝能がなかったので学生時代に和太鼓のグループを立ち上げました。宮本常一の民俗学の本をバイブルに忘れられた日本人を取り戻すべく活動を見守っています。

若手が意欲的に臨む創作の和太鼓曲の指導、「伝統」とは少し異なる太鼓リズムを自由に遊ぶのも盛悟らしさでもあります。

 

 

 

★2023/5/4

【奄美の黒うさぎコンサートvol.2出演決定!!!】

EarthVoice事務局として 色々と書きたいことあるのですが、長くなりすぎるので次回お楽しみに!!

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