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平胴大太鼓
「これ以上、地球上の大木を切るのが嫌」という盛悟のこだわりにより
貼り合わせの木材の胴を用いている。
胴の材には東日本大震災で倒壊した閖上地区の家の欅材を用いている。
皮が飴色であるのは伝統的な糠漬けにより毛を腐らせて脱毛していることに由来する。
このことで皮の繊維を痛めずに太鼓皮として使用できる為、独特な張りのある低音を導くことができる。(繊維を壊しながら脱毛し加工したものを「革」と書きその作業を「鞣す(なめす)」という。)