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越中おわら節

越中おわら節(えっちゅうおわらぶし)は、富山県富山市八尾地域で歌い継がれている民謡。毎年多くの観光客が訪れるおわら風の盆では、この越中おわら節の旋律にのせて踊り手が踊りを披露する。胡弓が入る民謡は多くはない、この楽器が悲しげなむせぶような響きを加えることで、この民謡に独特の味わいをもたらしている。本来は三味線、胡弓太鼓の編成で囃子方の囃し唄が入る。

今回の歌詞は絹産業で発展した八尾の街を唄う歌詞である。

【歌詞】​

(囃子:唄われよ わしゃ囃す)

唄の町だよ八尾の町は

(囃子:キタサノサードッコイサーサー)

    唄で糸とる オワラ 桑も摘む

(長囃子:浮いたか瓢箪 軽そうに流るる 行く先ぁ知らねどあの身になりたや)

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