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【うんにゃだる】

 

笠利町須野集落でお正月の三が日に子どもたちの間で唄い遊ばれていた手遊び唄。

当時は浜辺にそれぞれお弁当を持ち寄って、うんにゃだるをしてから食べたそう。お正月だからこそ、他所の家のおかずを食べることができたりと一年通しての楽しみであったと聞く。​生活が変わり唄い遊ぶ子供たちが減る中で、松山美枝子が正月に関わらず子供たちと唄い遊び伝えている。

うんにゃだる フリムン

   ふりてぃこれくぁ(子) あばはんにゃげてぃ イヤサヌ ヨーハレー

元日ぬ朝 床むかってぃ見りば

   うらずる ゆずる 祝いぎょらさ

正月っちば正月 宵ねがりぬ 正月

    明日が宵ねなりば来年どぅ待ちゅり

今日ぬほこらしゃや いつよりもまさり

    いつもくぬぐとぅにあらしたぼれ

雨ざん下がりぬ 魚頭 まや目ぬだるさ

      吾が加那 見ん目ぬ まただるさ

おぼこりどぅやりょる 果報しゃげどぅやりょる

      来年ぬ稲加那志 畦枕

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